お弁当。

離れた場所で、同じ時間に。ハワイのプレートランチやOBENTOの文化は、ハワイへ移住された日本人の皆さんが食べていたお弁当が発祥だと聞きました。当時、とても貧しかった外国人労働者は、毎日お弁当に入っているいつも同じおかずを交換し合い、各国の様々なおかずを楽しんだと言う話です。今日は、お弁当について書きます。ある母子家庭のドラマを見ました。そこにお弁当が登場します。朝から晩まで働き詰めで、授業参観や運動会などにも出席できない、一家の主であるお母さんと、他の親を羨ましく思いながらも、母親の苦労を子供なりに理解している娘と弟のお話でした。そのお母さんは、どんなに忙しく疲れていてもお弁当だけは毎朝欠かさず作ってくれたそうです。それには理由があって、親子3人いつもすれ違いの生活だけれど、家族全員が別々の場所でも、同じおかずが入ったお弁当を同じ時間に食べる、お母さんなりの意味を込めて作っていた、と言う話でした。ふ~ん。と流す事はできますが、しかし!今までお弁当というモノを、こういう視点で考えた事のなかった僕には、かなりショッキングで号泣なお話でした。といっても、この一説はほんの一コマで、全然違うストーリーのドラマだったのですが、僕はここで大泣きです。良かったひとりで見ていて…..。お弁当で繋がる家族観……とても素敵な家族だと思いました。いつかお弁当を作るチャンスがあったら、そういう気持ちを込めて作ってみよう♪

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ムナカタケン | ラララライフ インク CEO。その他もろもろ全て。