女将の涙。ハワイ時間９月２７日、オアフ島の西側ラニクホヌアにて、イービーくんとジェニファーさんの結婚式があり、カメラマンとして早朝から二人を追っかけて来ました。花嫁の母永田広美さんは、僕が会社を辞めてふらふらしている時に声をかけてくださり、オフィスの仕事をお手伝いした時からのお付き合いで、その後デザインのお仕事も一緒にさせていただきました。サイトの写真を見てくださり、今回の仕事に繋がりました。今回の「仕事」を受けるにあたり、リリー・フランキーが言っていた言葉を思い出しました。昔は、行為自体が直接稼ぎになるもことは「仕事」と呼ばず「生業（なりわい）」と呼び、その行為自体が稼ぎにならないものを「仕事」と呼んだ。農業で言うと、農作物を売る行為は「生業」、農作物を育てるために畑を耕す行為を「仕事」と呼んでいた。畑を耕す行為自体は何ひとつ稼ぎにはならないが、良い農作物を作って良い値で売るには、生業よりも大切な行為である。現代の人々は「生業」を上手にする人は多いけれど、本当の意味での「仕事」をする人は少なくなったのではないか。と言うおはなし……….。意外と真面目な僕は、何気に自主トレを重ね、アングルを考え、コンテまで用意して（当日忘れたけど）当日を迎えたのでした。結果はどうであれ、ハッピーが満ちあふれた素晴らしい結婚式でした。先日の友人の結婚式も素敵だったけれど、今回も涙と笑いに包まれ、何度も何度も涙を拭いながら、ファインダーを覗いていました。そのせいでボケている写真もあるかもしれませんが、どうぞご勘弁。とにかく、イービー＆ジェニファー、そしてご家族の皆々様、本当におめでとうございます！
