プリティー・ワールド論。

あなたにとっての”pretty world”とは。

 

1989年、アメリカの社会学者レイ・オールデンバーグが、都市で生活する人間の居場所について興味深い考察を発表しました。その居場所をサードプレイスと呼び、家(ファーストプレイス)と職場や学校(セカンドプレイス)の中間にある居心地の良い場所を指し、そのサードプレイスが「都市の魅力を高める」とする考察でした。この考え方を導入し、世界的な規模で成長したのがスターバックス・コーヒーカンパニーで、スタッフの教育の過程で「サードプレイス論」を学ぶそうです。

 サードプレイス論を知り、はっは~んと思ったものの、主体が都市の魅力や景観作りだったり、街作りにフォーカスされているので、逆に興ざめした事もありました。おしゃれなカフェでコーヒーを飲むのが、何だかちょっと恥ずかしくなっちゃって……。ははは。
 そこで今日、このブログを読んでくださっている皆さんに提唱したいのが、プリティー・ワールド論です。簡単に言っちゃうと、道路脇に頑張って咲いているデイジーや、誰も知らない秘密のトレイルだったり、夕陽が下る坂道だったり、誰もがホッとできる素敵な場所ってありますよね。そんな『小さくて素敵な世界』を探したり和んだり、大切に守り育んでいくのがプリティー・ワールド論なのです!!!(大した話ではなかった…..)
 おしゃれなカフェも、サードプレイスももちろん良いけれど、生活の中にあるほんの小さな幸せがプリティー・ワールドです。カメラを持っていると、ついついそういう場所を探してしまいます。皆さんはどうですか?
  
プリティー・ワールド | pretty world
Sergio Mendes
 Why don’t we take a little piece of summer sky hang it on a tree
For that’s the way to start to make a pretty world for you and for me
 
And for the sun we’ll take a lemon bright balloon you can hold the string
Oh can’t you see that little world of ours will be the prettiest thing
 
We can gather rain enough for the stream to hold our happy faces
When we want a breeze, I’ll blow you a kiss or two
 
Take me in your arms and our little world will be the place of places
Nothing left to make but breakfast and love
 
We’ll hang a little sign that just says Paradise population two
For that’s the way to start to make a pretty world for me and for you, for you
 
It’s what I wanted to do, to do to make a world…..for you
   

プリティーワールド
 
夏の空のかけらを木に架けてみない
それが君と僕のかわいい世界を作るきっかけになるから
 
そして、太陽の代わりに明るいレモン色の風船を取ってくるから持っててね
ねえ、私たちの小さな世界が一番可愛いって分かるでしょ
 
私達の笑顔のために、雨を嵐になるくらい集めましょう
そよ風が欲しい時は、キスをひとつかふたつ吹いてあげる
 
あなたの腕に抱き寄せられたら、私たちの小さな世界は一番素敵な場所になる
朝ごはんと愛以外に作る物は何もないの
 
ふたりだけのパラダイスと書いた看板をかけましょう
それが君と僕のかわいい世界を作るきっかけになるから
 
それが私がしたいこと
あなたと世界を作ること
  

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ムナカタケン | ラララライフ インク CEO。その他もろもろ全て。