小鳥日和。

この部屋に住み始めた頃、ラナイで寛ぐ文鳥に驚く。小鳥日和。は我が家にやってくる文鳥との生活日記です。ここに住み始め2年が経ちました。はじめはおっかなびっくりだった小鳥との生活や関係も、ゆっくり時間をかけてだんだん距離を短くし、手のひらでお米を食べてくれる様になりました。首の辺りが少しハゲているオス鳥の”おハゲ”ちゃんと、しっかりものの”ブン”ちゃんというメス鳥。毎朝、チュンチュン鳴いては、お米をせびりにやって来てくれました。ラララライフ | llllife

おハゲちゃんとブンちゃんとの共同生活が始まり、専用のお皿を購入する。ラララライフ | llllife

おハゲちゃんが飛び立ち、ブンちゃんには新しい彼氏がやって来た。ブンちゃんの妊娠と出産を契機に、自然の規律に習い、おハゲちゃんはどこかに飛んでいってしまいました。換気扇で生まれたヒナの成長は目覚しく、気が付けば巣立ち、再びブンちゃんのひとり生活が始まりました。数ヶ月後、ブンちゃんは新顔を連れてやって来ました。ラナイをぴょんぴょん跳ねる姿が印象的な、おハネちゃんの登場です。ラララライフ | llllife

涼しい風が部屋を通り過ぎる、とても寂しい午後。ラララライフ | llllife

そして、ついにブンちゃんも来なくなってしまった。先週、家での仕事していると、いつもより少し小声のブンちゃんの鳴き声が聞こえました。ラナイには、めっきり年老いたブンちゃんが、片足でテーブルの上にいました。いつものようにゆっくりお皿でご飯を食べさせてあげようと思ったのですが、その日は手の上で食べて欲しくて、そっと手を差し出します。手の方にゆっくり近づき、ちょこんと手の上に乗り、お米を食べていました。ブンちゃんやおハゲちゃん、おハネちゃんとの色々な出来事を思い出しながら、ゆっくりお米をついばむ姿を見ていました。ブンちゃんが、我が家に来なくなり一週間が経ちました。おそらく、もうここには帰ってこないと思います。きっとブンちゃんは、心から落ち着ける場所を見つけたのだと思います。心には臆病で賢いブンちゃんがいるし、またいつかどこかでブンちゃんに会えるような気がする今日この頃です。手のひらにあたるブンちゃんのお腹は、とても柔らかく温かかったなぁ。

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ムナカタケン | ラララライフ インク CEO。その他もろもろ全て。