ホノルル・トランジット・プロジェクト

2008年のホノルル市長選挙で、ムフィー・ハネマン市長の再選が決まりました。この選挙の大きな目玉としてホノルル・トランジット・プロジェクトの可否がありました。いわゆる路面電車選挙だった訳です。結果は、推進派のムフィー市長が再選し、ホノルル・トランジット・プロジェクトは前進することになります。このプロジェクトの推進は、ハワイ州にとって巨大なプロジェクトであり、小さな島の市民一人ひとりに課せられる税金負担も大きなものです。さらに30年振りの不況に見舞われたハワイ州にとって大きな選択でもありましたが、過半数の決定で決められました。2010年、環境調査を終了し、着工を目標にしています。そして2012年までに、第一工事を完了する計画が立てられ、2019年カポレイ-アラモアナ間が開通する予定です。今さら可否を言うつもりはありません。H1の渋滞軽減、CO2を細小にした大量移送、経済効果も見込める。環境配慮、利便性、経済効果を熟考し、将来の発展に繋がる良いものを作ってもらいたいと思う。

HONOLULU High-Capacity Transit Corridor Project

http://www.honolulutransit.org/

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ムナカタケン | ラララライフ インク CEO。その他もろもろ全て。

5 comments

  • Keikiola より:

    僕ら旅行者にとっても、大きな変化になることでしょう。
    変なモンだけは作って欲しくない。
    いいものを作ってもらいたい。

  • H!ro^^ より:

    いろいろと考えもあるでしょうが、ワイキキ周辺一極集中ではなくもう少し分散を考えて、ワイキキまで仕事のために出てくる必要を減らす、、、それは難しいことなんでしょうね。
    ワイキキビーチにホームレスの方がいるのも驚きますが、H1の渋滞軽減など考えるとワイアナエの方などで雇用を生み出せないものでしょうか?
    決まった事ですから、島の経済活性化に繋がって欲しいですね。
    頑張れハワイ州 !!! ^^v

  • ムナカタケン より:

    Keikiola san、こんばんは。
    むかし、シカゴから地下鉄で市街に出れたのが、とても便利だったのを憶えています。旅行というと、なにかとツアーバス的なものが多いよね。ご存知の通りそういうの苦手で、やっと飛行機から解放されたんだから、自由にしたいもんね。変なもん作らんように見張っとくよ。

    H!ro san、こんばんは。
    ワイキキは人の出入りも多く、実質商業の中心地だとおもいます。観光業で成り立っている小さな島だけれど、外に向けてアプローチできる商品を輸出できると良いですよね。それこそ地方の空き地で何か作れるものとかね!

  • シベリア より:

    京都も昔、市内には電車がバスの代わりに走ってましたし。僕も3歳くらいでしたが覚えております。あの市電が残ってたら、もっと京都が深いものになってたと。

  • ムナカタケン より:

    シベリア san、こんばんは。
    そうですよねぇ、京都市電。90年代の終わりから、京都時代、クリティカルマスの主催をしていたのですが、その頃「市電復活論」があって、京都のNPO「環境市民」の方々と、四条ー河原町ー御池ー烏丸を囲んだ地域内の車両制限して、欧州型パークライド構想などを検討もしましたが、なかなか声が届かないですね。

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