webデザイン以外のお仕事は、プリントでの確認が不可欠です。昔は思うような色がでないことがあったのですが、プリンターの性能やMACとの相性に問題があり、無駄なプリントをしたことがありました。現在ではプリンターの性能も上がり、ほぼ一発で設定した色が出るだけに、DTP作業精度を上げることが無駄を省くポイントになりました。しかし実際のところ、Adobe Illustrator等のパントンカラーも用紙を合わせて印刷してみても、パントンの色見本とは若干の差が出るし、凝れば凝るほど無駄になるような気もします。最近難しいと思うのは、ナチュラルな素材感を生かした作品のデザインです。デスクトップ上で作った素材感ある作品を、実際にプリントしてみると機械的であったり、思ったようなナチュラル感がでないことがよくあります。特に印刷物のベースがベージュや薄いイエロー、淡いグリーン等のナチュラルカラーは難しさを感じます。結局のところ、微妙な色使いをクライアント様に、どのように説明しご提案さし上げるかが一番重要なのかも知れませんね…。今日は日曜日。溜まりにたまったHDのデータの整理を、いつものユバンコーヒー片手にせこせこしていました。
印刷。
ムナカタケン
ムナカタケン | ラララライフ インク CEO。その他もろもろ全て。
5 comments
色合わせのプロがいるってこと、写真を始めるまで全然知りませんでした。
その作業にかかる労力って想像以上に大変なんだと思います。その辺りのコストの認識、デザイナーさんとクライアントさんの間でかなり隔たりがあったりしません?
分かる…。年賀状でいつも思ってる。
僕が生産部にいた時は生地の色、縫い糸の色、下げ札の色、色々チェックしたなぁ~。
売る側の人になって、分かったけど、エンドユーザーはそんなに気にしてなかったりする現実…。
HIRO san、こんばんは。
写真の色合わせのプロは、大変だけど儲かると聞きました。カメラマンも、その人なしには自分の色が出ない!なんてエピソードもあるそうです。むふふ。
隔たりはあって当たり前なんだなぁ、とようやく最近思えるようになりました。結局のところお金を出されるのはクライアントさんだから、決定権はねぇ。まぁ、その中で、いかに僕のイメージを正しく、魅力的に伝えることができるかにかかっているようにも思います。HIROさんも頑張ってくださいね!
Keikiola san、こんばんは。
ん~ん。エンドユーザーは気にしてなくて、感じてるんじゃないのかなぁ?そういう意味で、気にしていなかったというのは、自然で良かったということでもあるしさぁ。売る側がそこに着目していることが大切なこともあるよねぇ。で、お店いかがですか?遊びにいきたいなぁ、店。
色の調整の苦労、私も広告代理店に居たのですっごく分かります。
担当が輸入車だったんですが、OKもらうま7校でも8校でも出したなぁ。
結局消費者の方はそこまで気にしてないんだろうと思いますが、それよりもクライアントがちゃんと納得してくれる色で有る事もお金を頂く以上大事だし、何校も重ねることで、消費者にもいい色のものを届けられるんだろうなぁと。
最終版が上がってようやくそう思えるんですけどねー!
ゆきsan、こんばんは。
広告のプロフェッショナルだったのですね。お客様に対する姿勢は、頂戴する金額にかかわらず同じだけの汗が必要な世界かもしれませんが、輸入車の広告となると、その汗もかなりシビアなモノなのでしょうね。
>最終版が上がってようやくそう思えるんですけどねー!
いやいや、まさにその通りです!
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