遺伝子組み換え食品は、安全か危険かまだ分かっていません。しかし、世の中ではすでに遺伝子組み換え食品は、一般的に出回ってしまっており、大豆やトウモロコシや一部のサーモンについては、GMOかそうでないか分けることさえできなくなってしまっています。
数年前、ハワイで栽培されている多くのパパイヤが、モンサント社の遺伝子組み換え技術のものと栽培されている事を知りました。モンサント社は、ハワイのパイナップル産業が低迷した跡地を買収し、様々な遺伝子組み換えされた種の生産を拡大しています。これらの遺伝子組み換え作物が大量に日本へ輸出され、消費されています。こういった都会のやり方に反対し、ハワイの土壌や自然を守っていく活動も盛んですが、まだまだ少数ですし、利権が絡む政治的な取引にも利用されていることは間違いない所です。
こういった問題の多くは、つまるところ『消費者がどういった生産物(商品)を選ぶか』だと思います。安くてそこそこのクオリティーのもの、とても安いけど粗悪なもの、悪いものと分かっても安いもの、高くて手の届かないもの、、、どれもベストチョイスではないかも知れません。正しい会社から生産された、正しい商品を買う事が難しい世の中だからこそ、しっかり投資先を見る必要があります。
あなたがモノを買う時の基準は何ですか?
この基準を持つことが、人類にとって最も大きな課題であり解決策であると思います。
4 comments
遺伝子組み換えでない。と表示されていても、実は組み換え品は混ざっている。
5%未満なら混ざっていても良いと法律で決まっているんですよ。
何ですかね?この曖昧さ。
食べてないつもりだったのに、実は食べてるんだと最近知りました。
未来の人々にどんな影響が出るんでしょうね・・・
ikunoさん、こんばんは。
その通りで、国によって遺伝子組み換え含有量というのがあって、実際には遺伝子組み換えのものが混ざってしまっていても『遺伝子組み換えでない』と表示することが可能になっています。さらに数年前から、遺伝子組み替えされた作物とそうでないものを、分別することさえできなくなってしまったそうです。大豆、トウモロコシの場合、インフラの問題も大きく関わる問題なのですが、実態はこのように曖昧なもので、国によってもその許容量は異なるようです。
つまり、いわゆる人体実験が世界中で行われていることに変わりはなく、その進度は緩やかかもしれませんが、確実に人体に蓄積されていると思われます。怖い。
自分の体は自分が口にしたもので出来ているんだよね。いいものを入れることが大切なんだけど何が一体いいのか色んな情報が飛び交っていて訳が分からなくなる時があります。
遺伝子組み換えのものを栽培するということはその土地にも影響があり広範囲になると”いいもの”を作っている土壌にまで悪影響が及びそう。きちんと考えないといけないよね。
我が家の庭にはお芋さん、ニンジン、ネギ、キャベツが植わってるよ。完全無農薬。キャベツにはどっさり青虫が来て人間が口にする前の一番美味しい時期を逃さず食べてる(笑)。虫って賢い!
カリフォルニアでは、遺伝子組み換え作物とそうでないものが隣り合わせで栽培されており、花粉による汚染の問題がしばしばクローズアップされています。しかし、残念ながら遺伝子組み換え作物の影響を明確に示す数値がでていないことから、どうすることもできない状況にあるようです。
仮に遺伝子組み換え作物の花粉による空気感染について、人体への何かしらの影響があることが明らかになった場合、『USDAのオーガニック食品』という定義自体が消え失せる可能性があります。これはとてもデリケートな問題で、現在の経済システムを考えると、こういった証拠がでてくる可能性もないと言えます。正直言って、ハチャメチャです。
でも諦めずに正しいと思えるものを選択し、量は少なくても高機能な製品を購入することがとても大切にもいます。100%できる人なんかいない。しかし、理想の社会を求めることは100%できると思っています。
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